外壁クリヤー塗装 サイデイング外壁 クリア塗装 透明な塗装で新築の様な甦りを! 埼玉県所沢市 


戸建て住宅にて、外壁塗装工事、クリヤー塗装の施工を行わさせて頂きました。

外壁塗装におけるクリヤー塗装(透明な塗料)をご紹介させて頂きす。


クリヤー塗装とは!?


クリヤー塗装とは、無色透明な(顔料を含まない)塗料を外壁に塗る施工になります。

また、クリアー塗装やクリア塗装とも言れたりもしますが、意味は同じです。

本来、外壁塗装の際には、色の付いたペンキ(塗料)を塗るイメージですが、無色透明な塗料を塗り、外壁などの柄や模様、デザインを残し、透明な塗料で外壁塗装を行える塗料です。

サイデイングと呼ばれる外壁材に多く使用されています。

サイディングとは、建物の外壁に張る仕上げ用の板材のことです。サイディングボードとも呼ばれます。

サイディングには、種類がありますが、定期的に塗替えが必要とされている窯業系サイディング。

多彩調、石積調、多色柄など色々なデザインがあり、お気に入りの外壁が塗装をして変わってしまうのは嫌だ!なんて人には是非お勧め致します。

クリヤー塗装の特徴として、上記の事がありますが、全ての建物がクリヤー塗装が出来る訳ではなく、知っておくべき事もあります。

クリヤー塗装を行う際、現状の状態や素材によって塗る事が出来ない場合もあります。


クリヤー塗装を避けた方が良い例


・変形や腐食、状態が良くない。

変形や腐食しているという事は、素材自体が弱くなっている為、付着不要などの原因や、塗りムラが出やすく、塗装する事によって悪くなる場合は、避けます。

汚れや傷がひどい。

必ず、塗装前には、高圧洗浄や専用クリーナーなどを用いて洗浄作業を行いますが、洗浄でも汚れが落ちない場合は、塗る事を避ける場合もあります。

もし洗浄で汚れが落ちても、塗料を塗った際に酸化し、消えた汚れが浮き出たりもします。

また、汚れを無理に落とそうと、薬品の使用やケレンなどを行うと、色落ちや、傷がつき外壁を傷める事になります。

傷や、ひび割れなどでもクリヤー塗装では、透明な塗料を塗る為、塗装後も傷や汚れが透け、そのままの状態になります。

この様な事を踏まえ、クリヤー塗装には、劣化や汚れなどが出始めると、作業が困難な為、早めに施工をお考え下さい。

今の外壁が気に入っており、クリア塗装を考えている方は、なるべく10年以内での塗り替えを、お勧めします。

特に最適な時期は、7年~10年位の間に行いたいですね。


   クリヤー塗装のメリット・デメリット


クリヤー塗装のメリット


・外壁の意匠性やデザインを保つことができる

お気に入りの柄やデザインをそのまま活かせる。

・外壁を劣化を防ぎ長持ちさせることができる

メーカーにより仕様は異なりますが、紫外線や光酸化による劣化を防ぎ、防藻・防カビ発生を抑制します。

・外壁に艶を出すことができる

全艶、半艶、3分艶、艶消しなど好みの光沢感をだせる。

・通常の塗装より工程が少ない

一般的な塗装工事には、下塗り、中塗り、

上塗りと3度の工程がありますが、シーラーやプライマーなどの下塗り作業工程が無い為、1回の工程が減ります。

・チョーキング現象がおこらない

チョーキングという白い粉が外壁から出ることがない。


クリヤー塗装のデメリット


・劣化がひどい外壁には、塗れない

・汚れや傷が透けてしまう

無色透明な塗料の為、傷や劣化が透ける。

チョーキングなど起こっている外壁に塗ると、にごった色になったり変色したりする。

・光触媒や無機、金属サイディングなどには塗れない

光触媒などの特殊塗料や金属サイディングには、塗装が剥がれやすく、対応した専用塗装の検討が必要。

・早めの塗装が必要

築10年以内と劣化が少ない状態で最適な塗料。

・施工者により差が出る

色ムラなど職人により仕上がりが異なる。

 

この様に、必ず塗装が出来る訳では無いので、ご検討にお役立てください。


クリヤー塗装施工例


今回は、エスケー化研のプレミアムUVクリヤーシリコン、3分艶を使用し施工を行いました。

エスケー化研のプレミアムUVクリヤー塗料には、艶有と、3分艶の二種類。

グレードは、Si(シリコン)とF(フッ素)の二種類となっております。

シリコンとフッ素の違いは、耐久年数です。

メーカー記載の期待耐用年数

シリコン塗料の場合、期待耐用年数 12~15年

フッ素塗料の場合、期待耐用年数 15~20年と最大5年間の差となっており、材料費も高くなる為、工事費用も高くなります。

無色透明なクリヤー塗料でも、下の画像の様に乳白色の材料となっております。


クリヤー塗装の前には、作業工程で必ず洗浄作業を行い、汚れを落とし、十分に乾燥させてから塗っていきます。

塗装作業の前に養生なども行い、外壁の目地やサッシ廻りのコーキング(シーリング)の打ち替え作業を行います。

この様に、劣化したコーキングを剥がし、新たに打ち替えを行うのですが、弊社では、クリヤー塗装の場合のコーキング(シーリング)は、後打ちの工程で行っております。

なぜなら、施工書にも記載があり、塗膜の密着不良やひび割れの原因となる為、原則として後打ちとなっています。

塗料にも、メーカーが何社もあり、塗料の種類も色々あります。

近年では、進化した材料や、種類が豊富で、長年の経験や感覚、慣れだけで作業するのではなく、使用する材料も正しく適切に使用する事も大事となっています。

この様なことを踏まえ、数ある材料から経験豊富な職人が現場にあった適切な材料を選択し、施工を行っております。

また、シーリング材にも色々な種類がありますが、可塑剤(油分)を含まないノンブリードシーリングを使用します。

なので、外壁のひび割れや傷があるからといってコーキング材なら何でも良い訳ではございませんので、ご自身で行う際には、注意が必要です。

一回目の塗り始めです。

上の画像から見て分かると思いますが、既存の壁は、色が少し薄くなっている状態です。

外壁の溝が深い為、入念に塗りこみ、塗りムラや、塗料がダレなど無いよう1回目、乾燥時間を置き2回目と慎重に作業を行いました。

時間が経つと硬化と共に艶が引けていき仕上がりになります。

また、もっと光沢、艶を求める方は、艶有り(全艶)

光沢、艶が嫌いな人は、艶消しクリヤーなどもございます。

この様な、タイル調3~4色柄のデザインサイデイングにクリヤー塗装は、是非お勧め致します。

同じ様な外壁に塗装を行いたい場合は、単色、2色、多色塗装と塗替えも行えますのでクリヤー塗装が難しい時や外壁を変えたい時には、ご検討下さい。


before/after

↑↑↑塗装前の外壁

↑↑↑クリヤー塗装後

塗装前と塗装後では、これだけの差が出ます。


after


外壁塗装記事


クリヤー塗装や外壁塗装などの施工をお考えの方は、是非タカヤ総合企画へお任せください!