戸建住宅にて屋根の棟板板金の修繕工事を行いました。
4月に入り風の強い日が数日あり、屋根の上部にある棟板が飛散していました。
棟板の下地となる木材が痛み、釘が緩み飛散したり、ズレたりする事は、少なくはないです。
年月と共に、釘やビスが少し浮いたり、数本は抜けている場合もあります。
かといって必ず飛散したり外れてしまう訳ではありません。
訪問営業で、「お客様の屋根危ないですよ!釘が浮いて外れそうですよ!!」
などと言い、たいした処置をせず、高額な費用を請求する業者がいます。
けして慌てず、その場で即座に判断せず適切な対応をして下さい。
そのまま放置してしまうと、飛散や雨漏りの原因になる事もあります。
また、火災保険も適用される場合もございますので、費用が多くかかる工事の際には、加入している保険会社などに確認してみて下さい。
端部の1枚飛散し、1枚が外れ、アンテナの支柱に引っ掛かり飛散を免れてました。
下地木材も劣化して割れや、欠けて無い部分もありました。
今回は、飛散部分の修繕作業を行います。
当社にある棟板材(ガルバリウム鋼鈑)の在庫を使用し、作業を行ったのでカラーが違いますが、屋根の色に近いカラーの建材もございます。
既存の棟板材を撤去し、下地の木材も撤去していきます。
撤去後、穴や割れ、ヒビ部分にコーキングを打ち、新しい下地木材を取り付けていきます。
下地木材は、防腐加工してある貫板材を使用しました。
交換しない既存の棟板は、あらたにビスを打ち、緩みやズレなど確認し、コーキング補修など行い作業完了です。
今回は、梯子で屋根にあがり作業を行いましたが、現場によっては、足場や養生が必要になる場合もありますのでご注意下さい。
屋根の工事や修繕工事や棟板交換などリフォーム、屋根施工を、お考えの方は是非タカヤ総合企画へお任せください!