マンションにて床の張替え工事を行いました。
長年の劣化で床が弱い部分が多く、お客様から張り替え希望との事で、張替え工事を行うとなりました。
お住まいになりながらの工事になりますので、家具移動や養生などを行いながら、その日の工事完了後から、翌日の工事まで生活できる様、場所を区切りながら少しずつ作業を進めていきます。
家具などを移動させ、床を解体しフローリングの下地材を施工し、そこへ家具などを一度戻しながらを繰り返し作業を進めていきます。
仕上げのフローリングを施工の際には、家具や作業で傷などを付けない様、さらに養生を行いながら作業を行っていきます。
最後に養生を外し、確認、清掃後工事完了となります。
今回は、内装リフォームにて床の他に、クロス工事なども一緒に行い、10日間程の作業となりました。
床の場合、張替えの他に、上張り施工(既存の床の上に新たにフローリングなどを施工する)などもございます。
上張り施工ですと、解体やゴミ処分などの費用が抑えられますが、床鳴りの原因となったり、高さが変わったり、段差ができてしまったりと、現場によって異なります。
また、マンションなどで使用される防音フロアーなどでは、上張り施工が行えませんので確認が必要となります。
今回、建材などお客様の支給品にて施工を行いました。
弊社では、お客様のご用意して頂いた建材や設備機器などの施工も行っております。
ご相談頂ければ対応させて頂きますが、建材の運搬や保管などに困難な場合がありますのでお気を付け下さい。
After
床の張り替え時期について解説します
床の張り替え時期は、どの素材の床材を使用しているかや、使用頻度、お手入れの方法などによって異なります。一般的には、15年~20年が目安とされています。
張り替え時期の目安となるサイン
床材の変色や傷:表面が擦り切れてきたり、シミが目立つようになったりします。
キシミや沈み込み:歩いたときにギシギシと音がしたり、部分的に床がへこんだりします。
剥がれや浮き:床材が剥がれてきて、下地が見えている部分がある場合。
カビや腐り:湿気がこもりやすい場所では、カビが生えたり、床材が腐ったりすることがあります。
床材ごとの耐用年数の目安
無垢フローリング: 30年以上
複合フローリング: 10~15年
クッションフロア: 10年
フロアタイル: 10年以上
畳: 畳表10年、畳床20~25年
張り替え時期を早める要因
ペットを飼っている:ペットの爪による傷や、汚れが付きやすいなど、床への負担が大きくなります。
小さなお子様がいる:走り回ったり、物を落としたりすることで、床に傷がつきやすくなります。
水回りとの距離が近い:キッチンや浴室など、水を使う場所の近くは、湿気の影響を受けやすく、床材の寿命が短くなることがあります。
張り替え時期を遅らせるためには
定期的な清掃:掃除機をかけたり、モップで拭いたりして、汚れをこまめに落としましょう。
こまめなワックスがけ:ワックスをかけることで、床材の表面を保護し、傷つきにくくします。
近年では、ノンワックス仕様の床材などもございますので、ワックスをかける際には、専用のワックス材などのご使用をお勧め致します。
家具の脚にフェルトをつける:家具を移動させる際に、床に傷がつくのを防ぎます。
湿度管理:除湿機を使用したり、換気をよくしたりして、湿気をこもらせないようにしましょう。
張り替え時期を判断する際のポイント
床の状態を定期的に確認する:普段から床の状態に注意を払い、少しでも気になることがあれば、専門家に相談してみましょう。
生活スタイルの変化に合わせて考える:家族構成の変化や、新しい家具を購入するなど、生活スタイルが変化した場合は、床のリフォームも検討してみましょう。
床の張り替えは、住まいの印象を大きく変えることができます。上記を参考に、ご自身の住まいに合ったタイミングで、床のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
床の張替えや壁紙の張替え、内装リフォームなどの施工をお考えのお客様は是非タカヤ総合企画までお問い合わせ下さい!!